中古住宅の表札の取り替えについて。DIYでできる?業者に依頼する場合の費用相場は?
中古住宅を購入した際、前の住人の表札が残っていることがあります。そんな場合は、表札の取り替え、もしくは撤去をしたいですよね。ここでは、中古住宅における表札の取り替え方法、DIYでの手順、業者に依頼する場合の費用相場についてまとめました。
表札の取り替えは、D I Yで簡単に行えるケースも。ただしもともとの取り付けかたや、新たに設置する表札のタイプによっては、業者に依頼しないと綺麗に施工できないこともあるので注意が必要です。
現在の表札を取り外す方法は?
表札の取り外し方は、取り付け方法により異なります。多くの場合、表札はネジで固定されているか、接着剤で貼り付けられています。ネジで固定されているタイプであれば、ドライバーを使って比較的簡単に取り外すことが可能です。一方、接着剤を使用している場合は、ヘラなどを使って慎重に剥がす必要があります。また、接着剤で強力に固定されている表札を無理に外すと、表面にダメージが残ることがあるため注意が必要です 。
表札の種類
表札の素材やデザインには多くの選択肢があります。木製やステンレス、ガラス、アクリルなど、素材によって風合いや耐久性が異なります。住まいの雰囲気や、予算に合わせて選ぶことがポイントです。
木製表札は、自然な風合いが特徴。屋外で使用する場合は定期的なメンテナンスが必要です。
ステンレス表札は耐久性が高く、雨や風に強いことから、屋外でも長く使えるのが魅力です。
ガラス表札は見た目に高級感があり、モダンなデザインの家に適していますが、取り扱いには注意が必要です。
アクリル表札は軽くて手軽に扱え、カジュアルなデザインが多い一方で、耐久性は他の素材に比べると劣ります。
DIYでの取り替え手順
表札の取り替えはDIYでも行うことができます。必要な道具と簡単な手順を以下にまとめました。
1. 道具の準備
表札の取り替えには、ドライバーやヘラ、メジャーが必要です。ネジ止めされている場合はドライバーを使い、接着剤で取り付けられている場合はヘラで慎重に剥がします。
2. 取り付け位置の確認
新しい表札を設置する前に、取り付ける位置を正確に測定します。これにより、取り付けが歪まないように注意します。
3. 新しい表札の取り付け
表札の取り付け方法は、ネジで固定する場合と接着剤を使う場合があります。ネジで固定する場合、事前に壁や門柱に穴を開けておき、ドライバーでしっかりと取り付けます。接着剤を使用する場合は、強力な屋外用接着剤を使用し、乾燥させてから位置を固定します。
D I Yでも簡単!「かぶせるタイプ」の表札
「かぶせる表札」は、既存の表札を取り外さずに、その上から新しい表札を取り付けるタイプの表札。この方法は、古い表札を撤去する手間が省け、手軽に表札を新しくできるため、DIYでの表札交換に最適です。取り付け方法は、接着剤や両面テープで取り付けるだけ。特に、既存の表札が取り外しにくい場合や、壁面に傷をつけたくない場合に便利です。
メリットは以下の通りです。
- 取り外しが不要:既存の表札を取り外す手間が省けるため、DIY初心者でも簡単に設置できます。
- 壁面にダメージを与えない:古い表札を無理に外すことで壁に傷をつけるリスクがありません。
- コストが抑えられる:新しい表札を購入するだけで済むため、施工費用がかからない点も魅力です。
一方で注意点としては、既存の表札の状態によっては、新しい表札が浮いてしまうことがあるため、事前に表面が平らであることを確認するようにしましょう。
業者に依頼する場合の費用相場
表札の取り替えを業者に依頼する場合、費用は表札の素材や設置方法によって異なります。表札自体の価格と取り付け作業の料金を含む、一般的な費用相場は以下の通りです。
- 木製表札:10,000円〜30,000円程度
- ステンレス表札:15,000円〜50,000円程度
- ガラス表札:20,000円〜40,000円程度
- アクリル表札:10,000円〜20,000円程度
ただし、業者によっては、設置場所や取り外しの状態によって断られることもあります。例えば、接着剤で強力に固定されている場合や、特殊な施工が必要な場合には、業者が作業を受け付けないケースがあるため、事前に確認が必要です。
まとめ
中古住宅の表札の取り替えは、DIYでも比較的簡単に実施できるリフォーム。かぶせるタイプのような、より手軽に取り替える方法もあります。
とはいえ、業種に依頼する場合も比較的安価に施工が可能。DIYの自信がない方や、強力な接着剤を剥がしたい場合などは、業者に依頼するのが安心です。