「リモデル」とは。日本ではトイレリフォームの用語?

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リフォーム用語で「リモデル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。なんとなく響きのよい言葉ですが、日本では「トイレのリモデル」「リモデル便器」のように使われることが多くなっています。
この記事では、トイレのリモデルとは何なのか、どのようなときに使われるものなのか。トイレリフォーム事情と合わせて紹介していきます。

本来の意味は「リフォーム」を指す言葉

日本ではトイレのリフォーム用語として使われることが多い、リモデルという言葉。実は、英語で住宅の改修を指す言葉なのです。日本で使われるリフォームという言葉は、英語圏では一般的に洋服のお直しのことを指します。

つまり「トイレのリモデル」とはトイレのリフォームを指しており、「リモデル便器」とはリフォーム用の便器を指しているわけです。
日本では一般的に、リフォームのことをリモデルと呼ぶことは多くありません。しかしトイレについては、業界大手のTOTOがリモデルという名称を採用したため、その呼称が広まっています。

リモデル便器とは。リトイレとの違いも

リモデル便器とは、土間を壊したり配管工事をすることなく、簡単に便器の取り替えを可能にする優れもの。リモデルトイレと呼ばれることもあります。
昔のトイレは排水管の位置がバラバラで、通常はリフォームをする際に移動工事をする必要があります。リモデル便器は排水位置を調整するアジャスターがついており、位置のずれた排水管も簡単に接続することができるのです。

なお類似した構造を持つ便器として「リトイレ」という呼称もあります。これはLIXILが提供するリフォーム用のトイレ。基本的な仕様は変わりませんが、提供するメーカーによって呼称が異なっているわけです。

リモデル便器やリトイレのメリット・デメリット

リモデル便器やリトイレのメリットは、やはりその手頃さにあります。排水管の移動工事を必要としないため、費用を抑えることができ、施工時間も2時間程度で済むのが一般的です。
しかし設置が手頃な分、注意点もあります。リモデル便器やリトイレは、排水が詰まりやすくなってしまうことが少なくありません。これは、排水位置の調整のために排管を曲げることがどうしても多くなってしまうためです。排管の曲がりが多くなると、水流が弱くなり流れにくくなってしまうのです。
そのためリモデル便器・リトイレは利用の際、流す量を少なめにするのがおすすめ。また設置する際は、水流が弱くなりすぎないかリフォーム業者に確認するとよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。日本ではトイレのリフォーム用語として使われることの多い、リモデル。便器の取り替え手法として大変手頃なので、トイレのリフォームをお考えの方はぜひ検討してみてください。

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