台所の床を張り替え!床材の選び方や費用について

リフォームお役立ち情報

食べ物を扱う台所は、どうしても水や油などで床が汚れがち。劣化や傷みが目立ってきたときは、床の張り替えがおすすめです。また、キッチン全体のリフォームに合わせて床材を選びたい、という方も多いことでしょう。

毎日忙しく動くキッチン周りだからこそ、より丈夫で、より快適な床材を選びたいもの。今回はそんな台所の床について、床材の選び方や費用相場を紹介していきます。

台所の床に必要な機能性は?

まず、台所の床に必要な機能性にはどのようなものが挙げられるでしょうか。

1つ目は、水や汚れに強いこと。ご存知の通り、台所は水や油、洗剤などが床に飛び跳ねることの多い場所。防汚性、防水性が高く、シミが残りにくい素材を選ぶのがおすすめです。

2つ目は滑りにくいこと。台所は火や包丁を使う以上、足を滑らせたときの危険が大きい場所でもあります。近年は水回り用に防滑性を高めた床材も多く市販されているので、選ぶ基準の1つとするのがおすすめです。

3つ目はクッション性。台所は狭いスペースで動き回ることが多く、疲労が溜まりやすい場所でもあります。床材が柔らかいだけでも、長時間の立ち作業を楽にしてくれますよ。

台所の床に適した床材と費用相場

ここからは、台所に適した床材について、具体的な種類と費用相場を紹介していきます。

フローリング

近年の住宅で最も一般的な床材となった、フローリング。キッチンはリビングやダイニングと床続きになっていることも多く、その場合はやはりフローリングで統一するのが人気です。
耐久性や防汚性に優れた「複合フローリング」が人気ですが、天然木で作られる「無垢フローリング」も優しい触れ心地で疲れにくいメリットがあります。
防水性や防滑性を高める加工が施されたフローロングも多く市販されているので、そこにも着目して選ぶのがおすすめです。費用は施工範囲や選ぶ商品によって変わりますが、10〜15万円ほどが相場と言えるでしょう。

クッションフロア

その名の通り、クッション性に優れた床材であるクッションフロア。裏地に薄いクッションが貼り付けられています。耐水性が高く、防カビ加工されている商品も多いので、台所にぴったりの床材です。デメリットとしては熱に弱いので、熱したものを落としてしまったりすると焼けてしまうことも。

費用はこちらも範囲などによって変わりますが、5万円ほどでおさまる場合がほとんどです。

コルクタイル

こちらも、クッション性の高い床材。疲れにくいのはもちろん、保湿性や調湿性も高いので、季節問わずキッチンが快適になること間違いなし。水濡れにも強く、汚れも拭くだけで落とすことができます。コルク素材なのでデザインが限られること、また紫外線に弱く日当たりが良いキッチンだと変色しやすいのがデメリット。費用としては、一般的な広さのキッチンであれば8万円ほど。

まとめ

いかがだったでしょうか。主婦の方など料理をつくる方にとっては、使う頻度も、使う時間も非常に多いキッチン。床材の選び方次第で、見た目や掃除のしやすさ、疲労感も大きく変わります。張り替えを検討中の方は、ぜひこの記事を参考に居心地のよい床材を探してみてください。

Pickup posts

Related posts