フローリングの「選び方」に迷っている方必見。判断基準とおすすめの種類まとめ
リフォームや、新築で家を建てるときなど、人生では何度か「フローリングを選ぶタイミング」があることでしょう。
そんなとき、フローリングの種類どころか、そもそも何を基準に選べばいいかわからない・・・という方は少なくありません。
ハウジング会社やリフォーム会社でももちろん教えてくれますが、まずは事前に知識を得ておきたい・・・というあなたに、フローリングの選び方と、おすすめの種類を紹介していきます。
あなたの暮らしによって、フローリングの選び方は変わる!
フローリングを選ぶときのポイントは、主に2つ。1つ目は、どんな部屋なのかです。たとえば、リラックスしたい寝室と、家族が集まるリビングでは、求める空間が変わってくるでしょう。
2つ目は、あなたがどのように暮らしているのか。小さな子どもがいたり、ペットがいたり。あるいは、共働きで掃除にあまり時間をかけられない、といった場合も最適なフローリングは変わってくると言えるでしょう。
ここからは、上記のような代表的なケースごとに、求めるべき性能とおすすめの種類を紹介していきます。
子育て世帯や共働き世帯
子育て世帯や共働き世帯だと、あまり時間に余裕がないことも多いので、掃除がしやすいタイプのフローリングがおすすめ。
フローリングは、天然木をそのまま使用する「無垢フローリング」と、合板の上に天然木の薄板を貼り付けた「合板フローリング」の2種類に分けられます。
このうち傷や汚れがつきにくく、手入れが楽なのは「合板フローリング」。子育て世帯にはこちらがおすすめです。
なお幼児のいるご家庭だと、固いフローリングが不安な方も多いでしょう。
畳の部屋を設ける選択肢も人気ですが、フローリングの上にコルクマットやクッションフロアなど、柔らかい床材シートを貼り付ける方法もおすすめです。
ペットがいる家庭
ペットがいる家庭は、傷や汚れがより気になるという方が多いことでしょう。それを防ぐにはやはり合板フローリング、中でも硬い素材である広葉樹が使われたものがおすすめです。
ただし、硬い床材はその分、ペットの足腰に負担をかけてしまう側面もあります。傷はつきやすいが優しい素材である無垢フローリングだったり、クッションフロアを使用するのも考え方の一つです。
夫婦のみや単身の世帯
子どもが独立して夫婦のみになったり、単身となった場合は落ち着きのある空間を求める方が多いことでしょう。おすすめなのは、木質感の強い無垢フローリング。高級感もあり、安らぎを得られる床材です。合板と比べると傷や汚れには弱いですが、時間のゆとりが増えますし、傷や汚れがつく機会自体も減るので、デメリットがあまり気にならなくなります。
部屋によっても選び方は変わる!
暮らしだけでなく、どの部屋に使用するのかでも床材選びの基準は変わります。例えば、来客時の第一印象となる玄関は、子育て世帯であっても高級感のある無垢フローリングを用いてもよいでしょう。
また、リビングは人が集まる場所なので、材質だけでなく、床暖房を設置する選択肢も人気です。
その他、水回りは耐水性のあるクッションフロアにする、キッチンは油汚れで滑りやすくなるのでツルツルした表面のものは避ける、といった選び方がおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?なかなかイメージがわかない、フローリングの選び方。暮らし方と場所によっておすすめの種類が変わってくるので、ぜひこの記事を参考にぴったりのフローリングを見つけてみてください。
具体的な床材については、こちらの記事でも紹介しています。