地震や大雨など、自然災害が多い日本では「いざというときに、命を守る情報をどうやって受け取るか」がとても大切です。

そんなときに役立つのが、Yahoo! JAPANが提供する【Yahoo!防災速報】アプリです。
この記事では、Yahoo!防災速報の特徴やインストール方法、通知が来ないときの原因と対策まで、わかりやすく解説していきます。
特に、主婦やご高齢の方でも安心して使えるよう、専門用語はできるだけ避け、操作方法も丁寧にご紹介します。

Yahoo!防災速報アプリとは？

Yahoo!防災速報は、スマートフォンに入れておくだけで、次のような災害情報をいち早く知らせてくれる無料アプリです。

• 緊急地震速報（震度4以上）
• 津波情報
• 大雨・洪水・台風などの気象情報
• 熱中症の危険度
• 土砂災害警戒情報
• 国や自治体からの避難指示・警報
• 火山情報
• 感染症（インフルエンザ等）の流行状況　など

通知対象の地域は「現在地」に加えて、自分で選んだ3地点まで設定できます。
たとえば「自宅」「実家」「子どもの通学先」などを登録しておくと、離れていても安心です。

アプリのインストール方法（iPhone・Android）

スマートフォンをお使いの方であれば、どなたでも無料で使えます。

iPhoneの方：

App Storeで「Yahoo!防災速報」と検索し、インストールします。
App Storeの公式ページはこちら

Androidの方：

Google Playストアから「Yahoo!防災速報」で検索し、インストールします。
Google Playの公式ページはこちら

通知が来ないときに確認したい5つのポイント

「地震があったのに通知が来なかった…」

そんなときは、次の設定をチェックしてみてください。

① アプリ内の通知がオフになっていないか確認

Yahoo!防災速報アプリを開き、右上の「歯車マーク（設定）」をタップします。

「通知する災害の種類」を選び、それぞれが【通知する】になっているか確認してください。

※特に「緊急地震速報」「大雨警報」などは重要です。

② 地域設定が適切か

通知を受け取る地域が設定されていないと、情報は届きません。

「現在地」「自宅」「実家」など、最大3つまで登録できます。

③ スマホ本体の通知がオフになっていないか

• iPhone：設定 → 通知 → Yahoo!防災速報 → 通知を許可
• Android：設定 → アプリ → Yahoo!防災速報 → 通知 → オンにする

④ 音が鳴らないときは？（音量とマナーモード）

音が鳴らない場合は、以下を確認してみましょう：

• マナーモード中でも通知音を鳴らす設定がオンになっているか
• 災害別に通知音が設定されているか（変更も可能）
• スマホ本体の「通知音量」が小さすぎないか

⑤ Androidで通知が届かないときの盲点：バッテリー最適化

Androidでは「バッテリー節約機能」により、アプリの通知が制限されることがあります。

設定方法：

設定 → アプリ → Yahoo!防災速報 → バッテリー → 最適化を無効にする（または制限なし）

これは公式が明言している項目ではありませんが、ユーザーから多く寄せられている対処法です。

過去にあった不具合と現在の改善状況

以前は「地域設定が勝手にリセットされて通知が来ない」という不具合が報告されていました（2021年）。
現在はアプリの更新で解消されていますが、もし「通知が届かない」と感じたら、一度アプリを再インストールするのも効果的です。

アプリをもっと活用！便利な機能いろいろ

Yahoo!防災速報アプリには、通知以外にも役立つ機能がたくさんあります。

• 防災手帳：家族の連絡先や避難場所のメモを登録できる
• ハザードマップ：現在地や自宅の災害リスクを地図で確認
• 防災タイムライン：災害発生前にやるべき行動を整理

これらをあらかじめ活用しておくと、いざというときに落ち着いて行動できます。

まとめ｜災害時の命を守るために、今すぐ設定を

Yahoo!防災速報アプリは、インストールするだけで安心…ではありません。
設定を見直し、「通知が来る状態」に整えておくことが大切です。
この記事を参考に、ぜひ一度スマホの設定を見直してみてくださいね。