窓の防犯は重要!効果的な対策とは?

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空き巣や侵入被害の防止には、窓の防犯対策が非常に重要です。この記事では、窓の防犯対策がなぜ重要なのか、その理由と効果的な対策について解説します。

窓の防犯対策、なぜ重要?

窓は、空き巣の侵入口としてもっとも頻繁に狙われる場所です。事実、警察庁の統計資料(令和4年)によると、犯人の侵入口のうち53.5%が窓というデータも出ているほどです。

侵入者が窓を狙う理由として、一般的にガラスが割れやすかったり、防犯対策が不足しがちなことが挙げられるでしょう。工具などを使用すると、窓は短時間で割ることができてしまうのです。 このように、窓は空き巣に狙われやすいため、窓の防犯対策を充実させることは、家庭の安全を守るための必須事項と言えます。

窓の防犯対策と費用相場

窓の防犯対策には様々な方法があり、それぞれ防犯効果も費用も異なります。

1. 防犯ガラスへの変更

防犯ガラスは、一般的なガラスに比べて割れにくく、侵入者が破壊しようとする際にも多くの時間が必要です。防犯ガラスには二重構造のガラスや、フィルムが挟まれたものがあり、衝撃に対する耐性が高いのが特徴です。費用相場は、1枚あたり20,000円〜50,000円ほど。

2. 面格子・室内面格子の取り付け

面格子や室内面格子は、窓の外側や内側に取り付けることで、窓からの侵入を物理的に防ぐ役割を果たします。特に屋外から目立たない位置にある窓や、道路に面していない窓には効果的です。面格子があることで、窓ガラスを割ったとしても簡単には侵入できず、侵入者に対して強い抑止力を発揮します。費用は 1か所あたり15,000円〜30,000円程度が相場です。

3. 補助錠の取り付け

補助錠は、通常の鍵のほかに追加で取り付ける鍵。補助錠を窓の上下に設置することで複数のロックが必要となり、侵入にかかる時間が増えるため、空き巣に対して効果的と言えます。また、補助錠は取り付けも比較的簡単で、コストも費用相場1個あたり1,000円〜5,000円と抑えられるため、多くの家庭で利用しやすい防犯対策です。

4. シャッターの設置

より高い防犯性能を求めるのであれば、シャッターの設置も検討してみてはいかがでしょうか。シャッターは窓を物理的に覆い、外からの視界も遮断できるため、防犯効果が飛躍的に向上します。シャッターを閉めておけば、窓に直接アクセスすることができなくなるため、ガラス破りやこじ開けなどの侵入手口を防ぐことができるのです。さらに、遮光効果や遮音効果も期待できるため、住宅の快適さも向上します。費用相場は1か所あたり50,000円〜150,000円程度。電動など利便性の高い製品もあり、そうした性能によっても費用に幅があります。

窓の防犯対策は“組み合わせる”ことでさらに効果的に

ひとつひとつの防犯対策だけでは、空き巣が別の手段で侵入を試みる可能性があるため、複数の対策を組み合わせることが効果的です。防犯ガラス、面格子、補助錠、シャッターなどをそれぞれ活用し、窓の防犯性を最大限に高めることで、より安全な住宅環境が実現できます。

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