表札の取り付け方法や種類について。DIYでできる?費用相場は?
表札は、家の顔とも言えるアイテム。玄関まわりの雰囲気に合わせて、こだわって選びたいですよね。ここでは、表札の取り付け方法や種類について、DIYでの設置可能性、業者への依頼時の費用相場などを詳しく解説します。
表札の取り付けはDIYでできる?
表札の取り付けは、DIYで行うことも可能です。特に、接着剤を使用する方法は手軽で、初心者でも比較的簡単に取り付けることができます。工具を使う必要もなく、屋外使用できる強力な接着剤を選び、表札を壁に貼り付けるだけで完了です。
しかし、壁や表札の素材によっては、DIYだとしっかり固定できない場合があるため、注意が必要です。
特にデコボコした壁面に取り付ける場合や、重さがある素材の表札を選ぶ場合は、DIYではなく業者に依頼した方が安心です。雨風にさらされる外の環境では、耐久性のある取り付けが必要となるからです。
業者への依頼は可能?
表札の取り付けは、もちろん業者に依頼することもできます。新築の場合は工事に加えてもらうのが楽チン。既存の住宅に設置する場合はリフォーム業者に依頼しましょう。
特にボルトでの固定は正確に穴を開ける必要があったり、デコボコした壁面への取り付けの場合は接地面を平らに整えなければならないため、業者に任せるのが得策かもしれません。
業者に依頼する際の費用は、取り付け方や地域によって異なりますが、一般的には5,000円から20,000円程度が相場とされています。選ぶ表札のタイプや、取り付ける壁によって方法や難易度が変わるため、費用には幅があります。
表札の種類
表札にはさまざまな種類があります。以下に代表的なものを紹介します。
ステンレス
耐久性が高く、錆びにくいため、長期間使用することが可能です。また、シンプルなデザインが多く、モダンな印象を与えます。表面が滑らかで、汚れがつきにくい点も魅力です。
タイル
タイルは耐水性があり、屋外での使用に適しています。個性的な表札を作ることができ、特に玄関周りにタイルを使用している家との相性が良いでしょう。
木製
ナチュラルな風合いが魅力の木製表札は、温かみを感じさせ、特に自然素材の家に適しています。ただし木材は劣化しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
ガラス
透明感が美しいガラス製の表札は、洗練された印象を与えます。特にモダンなデザインに適しています。ただし、衝撃に弱いので、取り扱いには注意が必要です。
石材
高級感のある石材製の表札は、耐久性に優れています。特に重厚な外観を求める方にはぴったりの選択肢です。長期間にわたって使用でき、変色や劣化の心配が少ない点もメリットです。
取り付け方の種類
接着剤での取り付け
接着剤を用いた取り付けは、手軽に行えるため、DIY初心者にもおすすめです。強力な接着剤を選ぶことで、しっかりと固定できます。業者に依頼した場合も安価で、費用は5,000円から10,000円程度です。
なお、デコボコした壁面に取り付ける場合は、接地面を平らにする作業が必要となるため、業者に依頼するのが一般的。費用もその分やや上がり、15,000円から30,000円程度が相場となります。
ボルトでの取り付け
重量のある表札は、耐久性の高いボルトでの固定が必要となる場合があります。業者に依頼する際の費用は10,000円から20,000円程度で、取り付け場所や条件によって変動します。
マンションの場合は規約に注意!
戸建住宅であれば表札のデザインも自由に選べますが、マンションの場合は注意が必要。基本的に表札を設置する箇所は共用部に当たるため、規約を事前に確認するようにしましょう。
とはいえ多くのマンションではネームプレートが設置されており、そのプレートの範囲内で表札を設置できるのが一般的です。
まとめ
DIYで簡単に設置できることも多い表札ですが、設置する壁面などの条件によっては技術が必要となります。費用を抑えたい場合は、ステンレスなどの軽量な素材を使用したり、デコボコのない壁面を選んで設置するのがおすすめです。