みなさまは玄関ポーチという言葉をご存じでしょうか？玄関先の上に取り付けられる出っぱり、いわゆる庇（ひさし）のあるスペースのことを指しており、小さいスペースながら家の印象を大きく左右する場所と言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんな玄関ポーチのリフォームプランにフォーカス。おすすめの施工内容や費用相場について紹介していきます。

玄関ポーチにおけるおすすめのリフォームとは？

タイルの張り替え

タイルの割れや欠落が発生していたり、家の雰囲気を変えたい場合はタイルの張り替えがおすすめです。特に割れや欠落については、転倒の原因にもなるため、早めのリフォームが推奨されます。
費用は5〜10万円と比較的安価。施工に専門的な知識がいらないので、DIYで行う人も多いリフォームです。素材選びの際は、滑りにくいものや傷がつきづらいもの、というのはもちろん、厚さにも注意が必要。分厚いタイルを選んでしまうと、玄関ドアが引っかかって開かない、という可能性があるからです。既存のタイルと同程度の厚みのものを選ぶのがおすすめと言えるでしょう。

庇の取り替え

雨風を防ぐ庇は、人が出入りする際に濡れてしまうのを防ぐ役割はもちろん、家の劣化を防ぐ点でも重要な箇所です。老朽化で腐敗してしまっている場合などは、取り替えが推奨されます。費用は取り付け費を含め、25〜40万円程度が相場です。

手すりの設置

高齢の家族がいる場合など、安全性を高めるために手すりを設置するリフォームも増えてきています。費用も10〜15万円程度とお手ごろな値段で設置できるので、若いご家族も将来を考えてタイルの張り替えなどと合わせて実施しても良いかもしせません。バリアフリー関連では、車椅子での移動を想定してスロープをつけるなどの施工も可能です。

まとめ

いかがだったでしょうか。毎日の出入りで必ず使う場所であり、住宅の“顔”でもある玄関ポーチ。リフォームは大きく分けると修理目的、模様替え目的、バリアフリー目的の3種類ですが、基本的には安価で済む施工が多い場所です。家の印象を変えたい方や、より安全性を求めたいという方はぜひ検討してみてください。