かつては、農具や農作物などの収納に使われていた納屋や倉庫。特に使い道はないものの、放置されてしまっている、という方も多いのではないでしょうか。
実は今、そんな納屋や倉庫の有効活用に注目が集まっています。住宅の離れとして、趣味の部屋や二世帯住宅として活用したり、あるいは事務所や飲食店などビジネスに活用されるケースも。
今回はそんな、実は多くの可能性を秘めている納屋にフォーカス。リフォームして使用するメリットや注意点についてまとめました。

納屋をリフォームして使用するメリット

では、納屋をリフォームして使用するメリットとは何なのでしょうか。まずは、やはりコストを抑えられること。大掛かりな工事は必要となりますが、基本的な構造ができているため新築するよりも費用は安く済むことが多いと言えます。

また、間取りの自由度の高さも魅力の一つです。納屋は室内がほとんど仕切られていないため、広い間取りもラクラク。天井が高く作られていることが多いため、開放感のある空間も実現しやすいでしょう。そんな空間を活かして、カフェとして使われるケースも増えてきています。

納屋をリフォームして使用する際の注意点

納屋を住居やビジネス用に使用する場合、大きな課題となるのがインフラ設備です。居住スペースとして想定されたつくりではないため、水道やガスが通っていないケースが多く、また床が土間になっていることも少なくありません。断熱工事や外壁・屋根の修理も必要となることが多く、基本的に納屋のリフォームは大掛かりになります。工期が数ヶ月に渡り、また費用も高額となることを覚悟しておきましょう。

納屋リフォームの費用相場

では、納屋をリフォームして住居や店舗にする場合の費用はどれほどになるのでしょうか。電気やガスが通っている、断熱や防音の構造になっている場合は500万円程度で済む場合もありますが、基本的にはこれらの工事が必要となることが多く、1000万円以上が相場となります。用途や間取り、内装によっても幅があるので、リフォーム業者と相談しながら進めるとよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今、注目されている納屋の有効活用。放置している納屋や倉庫がある方は、ぜひ検討してみてください。