猫と暮らす住まいづくり！オススメのリフォームとは？
猫を新しく家に迎えた方など、どうせなら猫が住みやすい家にリフォームしたい！という方も多いのではないでしょうか？ 昔と違って完全室内飼いが主流となったいま、室内環境は一層大切になりました。今回は、そんな猫のための住まいづくりを実現するリフォームについて解説していきます。
猫にとって理想の住まいとは？
まず、猫にとって理想の住まいとはどんな環境なのでしょうか？
その答えは、「猫本来の行動を行いやすい」環境。
具体的には、下記のような行動です。
・落ち着いて給水や食事ができる
・安心して休息や排泄を行える
・爪とぎや毛繕いなどのメンテナンスが行える
・自由に動き回り、縄張り意識を満たすことができる
これらを実現できる環境が、猫にとって住みやすい環境と言えます。
また、脱走がしづらい工夫も加えることも忘れずに。
猫のためのリフォームならこれ！
ここからは、具体的にどのようなリフォームを行うべきか紹介していきます。
ペットドア
猫は、自分の行きたいところで自由にくつろぎたいもの。当然、人間用のドアは開けられないので、ペットドアを設置することで部屋間を往来できるようにしましょう。
リフォームの相場は、15,000～50,000円ほど。
キャットウォーク
猫は、上下の運動や高い所が大好きですよね。なので、壁や天井にキャットウォークを設置し猫が遊べる空間にするのがオススメ。運動不足だとストレスが溜まってしまうので、猫が自由に動き回れる環境を容易してあげましょう。
写真のような設置方法であれば、相場は30,000～100,000円ほどです。
ペットフェンス
猫の室内飼いで怖いのは、やはり脱走。玄関や庭先にはペットフェンスを設置し、家族の帰宅時や来客の際に飛び出てしまうのを防ぐ工夫をしましょう。
こちらは相場5,000～15,000円ほどで、お値打ちに設置できます。
トイレの位置や壁/床・・・その他に気をつけるポイント
他にも、リフォームを行うなら考えておきたいポイントがあります。
まずは、トイレ。目が届きやすく、そばに掃除用具や猫砂・ペットシーツなどを置くことのできるスペースを確保しましょう。
また、ニオイを広げない工夫として換気も重要です。一般的に換気扇は高い位置に設置しますが、猫のトイレに近い低い場所に設置し、すみやかに換気できる環境を整えましょう。
次に、壁。猫は爪とぎをする修正があるので、壁には傷がついてしまいがち。何度も張り替えると当然コストがかかるため、傷がつきにくいペット対応の壁紙を使用するようにしましょう。
また、低い位置に傷がつくことが多いので、床の高さから90cmほどの位置で素材を切り替えるタイプのレイアウトを採用し、下部だけ張り替えられるようにするのもオススメです。
最後に、床材。猫は毛づくろいによって毛玉を飲み込んでしまい、それを吐き戻すことがあります。ですので、汚れが染み込まず、かつ胃酸でコーディングが傷まないよう耐久性の高い床材を選ぶようにしましょう。
まとめ
猫が暮らしやすい住まいづくりには、やはり猫の習性をしっかり理解し、猫目線での配慮をする必要がありますね。
ぜひこの記事も参考に、猫と飼い主さんご自身のための住まいづくりについて考えてみてください。
