外壁塗装の費用相場は?費用の内訳と、プランを考える際のポイントまとめ
外壁は、定期的な塗装が必須。年月がたち、紫外線や雨風にさらされて保護が剥がれた状態で放置してしまうと、外壁そのものが劣化してしまう恐れがあるからです。塗装を行うスパンのおおよその基準としては、「10年ごと」を目安として考えると良いでしょう。
とはいえ、外壁の塗装は決して安いリフォームではありません。経験がない場合、相場もわからないままズルズルと引き伸ばしてしまって・・・という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装の費用相場について内訳も含めてご紹介。プランを考える際のポイントと合わせて紹介していきます。
外壁塗装の費用相場は?
まず、外壁塗装の費用相場はどの程度なのでしょうか。もちろん、塗装を施す面積や塗料の種類によっても幅がありますが、全体としてはおよそ60〜100万円ほどとなるのが一般的。
その内訳としては、足場代、高圧洗浄、養生、飛散防止ネットの設置、シーリング(外壁の隙間に充填して水の侵入を防ぐ作業)、塗装代、廃棄物の処理代となります。
このうち、リフォームプランによって幅が出るものとなると、塗装代。一般的なシリコン系塗料のほか、安価に済ませることのできるアクリル系塗料などもありますが、安価な分耐用年数が落ちてしまい、次の塗装までのスパンが短くなることで結果的に高くついてしまうのです。塗料については、目先の費用に捉われることなく選択するのが賢明です。
費用を抑えるなら、「屋根の塗装」と合わせて実施するのがおすすめ!
塗装を施す面積と塗料によってほとんどの費用感が決まってしまう外壁塗装は、費用を抑えるプランが難しいリフォームの1つ。
このようなケースでは、他のリフォームと合わせて実施することでトータルの費用を抑えるのがおすすめ。外壁の塗装と合わせて実施されることが多いのは、屋根の塗装です。
どちらも一定周期ごとの塗装が必須で、かつ足場の設置が必要という点で一致しており、合わせて実施するとこの足場の費用を1回分で済ませてくれるケースが多いのです。
さらにタイミングと塗料を合わせれば、以降も合わせての塗装が可能になります。外壁と屋根の塗装は、同時の実施にかなりメリットがあるリフォームと言えるでしょう。
また、地域によっては外壁・屋根ともに補助金や助成金を申請できる自治体もあります。条件や割合は様々なので、制度の有無を含めて一度調べてみるのをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?外壁塗装は高額になりやすいリフォームの1つですが、外壁の劣化を防ぐためには欠かすことができません。屋根塗装との同時実施、あるいは補助金制度も活用しながら、必ず定期的に実施するようにしましょう。