マンションのベランダにある「仕切り板」。使い方や、壊れてしまったときの対応方法まとめ

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賃貸マンションやアパート、分譲マンション。どんな集合住宅でも必ずベランダに設置されている「仕切り板」。とはいえ、緊急時に使うものなので、実際に使ったことがある、という方は少ないはず。使わなければならない事態になったとき、本当に使えるのだろうか・・・と不安になったことはありませんか?
今回はそんなあなたに、仕切り板がどのようなものなのか、また使い方についてご紹介。そして、誤って壊してしまった!という場合の対処方法についても合わせて紹介していきます。

仕切り板の使い方とは?

まず、気になる仕切り板の使い方。・・・とは言っても、仕切り板本体に書かれている通り、ただ破って突き抜けるだけ。なのですが、意外と頑丈なのがこちらの板。実際に仕切り板を使ったことがある方に話を聞くと、「苦戦した」という声も少なくありません。

特に、力が大きくない女性は非常時に蹴破れない!という事態もあり得ます。
そこで覚えておきたいのが、“思いっきり靴底で蹴る”こと。足の中でもより頑丈なカカトを使い、周りの手すりや壁で体を支えながら一点を蹴り続けるのを意識すると、女性でも蹴破ることができます。

それでも破れない、という場合は、道具を使いましょう。ハンマーや金属バットがあるとベストですが、女性の一人暮らしのようなケースでは置いていないことも多いでしょう。

そんなときにおすすめなのが、フライパン。重さとしても、形状としても最適なので、簡単に破ることができるのです。

なお、板の割れ目はギザギザしているので、破った際に怪我をしてしまうケースも。緊急時にそんなことは言ってられない・・・かもしれませんが、厚手の服や靴で身を守っておけると最小限の怪我で済ませることができるでしょう。

誤って壊してしまった場合はどうしたら良い?

ここまでご紹介した通り、なかなか破れない仕切り板。とはいえそもそもが破ることを想定して作られているので、不慮のトラブルで壊してしまったり、あるいは台風などの自然災害で壊れてしまうケースもあるでしょう。
そんなときは、どのように対処すれば良いのでしょうか?まずは、記録のために写真や動画に残すこと。特に自然災害の場合は過失とならないのが基本なので、しっかりと証拠を残しておきます。
その上で、管理会社やマンションの管理組合に連絡。また、そのままでは危険なので、お隣さんとも相談の上でダンボールなどで塞いでおきます。あとは管理会社や大家さん、管理組合の指示に従いましょう。
なお、過失で壊してしまった場合の修理費用としては、4〜5万円ほどかかってしまうケースも。たとえばこの記事を読んで、ちょっと試しに・・・というのは絶対にやめましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。身近にあるのに意外と知らない、ベランダの仕切り板。非常時にはこの記事を思い出して、「カカトで思いっきり蹴る」ことで逃げ道を確保してください。

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