トイレの床をリフォーム!床材の選び方や費用について

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トイレの床が傷んできたときや、トイレ全体のリフォームを検討するとき、新しい床材への張り替えを考える方は多いかと思います。とはいえ、その選び方に悩む方もいるのではないでしょうか。

トイレは水周りであることに加え、使用頻度が高い、汚れがつきやすいなど、他の部屋とは大きく異なる環境。そして、床にとって実はとても過酷な環境でもあるのです。 今回はそんなトイレの床材について、選び方のポイントや費用相場を紹介していきます。

トイレの床の選び方

トイレをリフォームするとき、機能面で気をつけるべきポイントが3つあります。どうしても雰囲気やデザイン面に目がいってしまう、という方も多いかもしれませんが、まずは快適な空間とするための実用性から、方向性を決めるのがおすすめです。

まず1つ目は、掃除のしやすさ。トイレは水や尿が床に付着し、汚れとなりやすい場所です。汚れがつきにくく、またついた汚れが拭きやすいのが理想。材質だけでなく、隙間が多いものも汚れが溜まりやすく要注意です。

2つ目は、水・洗剤・アンモニアを弾く素材であること。水やアンモニアを吸収しやすい素材だと臭いが付着したり、床が腐食してブヨブヨになってしまうことも。また、トイレ用の洗剤には酸が含まれているものも多く、酸にも強い素材でないといけません。 3つ目は、工事のしやすい素材であること。水回りの床材は10年おきに交換するのが望ましいと言われていますが、トイレの場合、床材によっては張り替えの際に本体を一緒に取り外さなければならないことがあります。その場合は費用が高額となるので、張り替えのみで済む床材を選ぶのがおすすめです。

おすすめの床材と費用相場について

ここからは、選び方のポイントを踏まえた具体的な床材と費用相場について紹介していきます。

クッションフロア

トイレの床材に最も適していると言われているのが、クッションフロア。耐久性が高いだけでなく、ビニール素材なので水や汚れを弾いてくれ、拭き掃除もカンタン。費用も非常に安く、1畳の場合で4万円程度に抑えられることがほとんどです。

タイル

水や洗剤を弾いてくれるのに加えて、耐久性も高いタイル。掃除がカンタンでトイレの床材に適していると言えます。さらに近年では、臭いを抑えてくれる「セラミックタイル」と呼ばれるものも登場。機能面では非常に相性がよいタイルですが、費用面がややネックになりがち。種類や機能によって幅はありますが、一畳あたり5〜10万円程度が相場です。さらに、張り替えの際に本体を合わせて取り外さなければいけないのが、このタイル素材。高級感もありデザイン性も高いですが、費用がかさむことは少し覚悟しなければなりません。

フローリング

近年では他の部屋に合わせて、フローリングをトイレの床に使用するケースも増えてきています。フローリングは通常、耐水性が低く、隙間となる継ぎ目も多いため、汚れやシミ、臭いが付着する原因となってしまいますが、トイレ用に耐水性能を高めたり、溝に水分が入りこみづらいよう加工されている商品があるので、それらを選ぶのがおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。毎日使用するトイレは、日々綺麗にしておきたい場所でもあり、反面、汚れや臭いが気になる場所でもありますよね。床材選び1つでもトイレの環境は大きく変わるので、ぜひ機能面を重視した床のリフォームを検討してみてください。

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