トイレの内装は「腰壁」がおすすめ!メリットやリフォームの費用相場について
近年、トイレの内装として「腰壁」が注目されてきているのをご存知でしょうか。「腰壁」という名前にピンとこない方も多いことかと思いますが、画像のように、床から腰の辺りの高さまで板などが貼り付けられた壁のことを指します。
ツートンカラーでおしゃれに仕上げられるだけでなく、実はたくさんのメリットがあるのです。
今回はそんなトイレ内装の選択肢、「腰壁」について解説していきます。
腰壁とは?
画像で見ると、見覚えがある方も多いのではないでしょうか。腰壁とは、「床から90〜120センチほどの高さまで、板などを貼り付けた壁」のことを指します。
腰壁の主な役割は壁の補強。腰あたりまでの壁は傷がつきやすいため、板によって保護する目的で使われます。
腰壁をトイレに貼り付けるメリットとは
トイレに腰壁を取り入れるメリットは、傷から保護するだけではありません。トイレの壁はどうしても、水はねやアンモニアによる汚れがつきがち。そんな汚れからも壁を保護し、長持ちさせてくれるのです。腰壁が汚れた場合は、腰壁だけを取り替えれば良いのでリフォーム費用も抑えることができます。
防臭効果のある腰壁を使用すれば、ニオイが室内に篭るのも防いでくれるため、トイレを快適な空間に変えてくれるメリットもあります。
また、デザイン面も大きなポイントです。トイレの内装はどうしても淡白になりがち。腰壁によるツートンの配色で、そんなトイレも洗練された空間にガラリと変えることができます。
素材の種類と費用相場
では、腰壁に使われる素材にはどのようなものがあり、トイレに設置する際の費用相場はそれぞれどの程度になるのでしょうか。
木材
松の木などの木材は、古くから腰壁として使用されています。トイレの空間を暖かい雰囲気に一新させてくれる素材で、ニスなどで保護すれば防汚効果もあるため、機能性も申し分なし。
費用は1平方メートル辺り1万円ほどで施工可能です。
樹脂パネル
樹脂製の腰壁は軽量で湿気にも強く、トイレでの設置にぴったりの素材です。施工もカンタンで、壁紙の上から貼り付けるだけ。費用は少しだけ上がり、1平方メートル辺り1万5,000円ほど。
シート
不燃素材のシートを貼るタイプの腰壁も、近年人気を集めています。デザインや配色のバリエーションも豊富で、好みの空間を作り上げることができます。
こちらも費用は手頃で、1平方メートル辺り1万円ほどで施工可能。
まとめ
いかがだったでしょうか?デザイン面だけでなく、機能面でもさまざまなメリットがあるトイレの腰壁。費用も非常に手頃なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。