エアコン掃除は定期的に!自分でできるクリーニング方法

「エアコンから変な臭いがする。」「最近、エアコンの効きが悪い気がする。」「エアコンから水漏れしている。」

ついついエアコンのクリーニングを後回しにしてしまい、気がついたらこんなことになった、そんな経験ありませんか?エアコンの不調をそのまま放置して使用していると、エアコンの故障につながってしまうばかりか、お住いになられている方々の健康被害につながることもあります。

春や秋など、本格的にエアコンを使用する前には、できるだけプロのエアコンクリーニングを行っていただくことをおすすめしますが、こまめに自分でメンテナンスを行うことでも、エアコンを清潔に保つことができます。

この記事では、ご自宅のエアコンを自分で掃除する方法について解説していきます。

 

エアコン掃除で用意するもの

エアコン掃除を自分で行う場合は、必ず必要な道具を揃えておきましょう。

1,ドライバー 500円程度
エアコンのカバーを取り外す際に必要な場合があります。
▶︎ Amazonで見る

2,掃除機 3,000円程度〜
フィルターや内部のほこりを吸い取るために使用します。細いノズルがあるとより便利です。
▶︎ Amazonで見る

3,柔らかいブラシ 1,000円程度
熱交換器などのデリケートな部品のホコリを払う際には、部品を傷つけないよう柔らかいブラシを使用します。
▶︎ Amazonで見る

4,マイクロファイバークロス 1,000円程度
内部の部品を拭き取るために使用します。水拭きや乾拭きに適しています。
▶︎ Amazonで見る

5,エアコン清掃用洗剤 1,000円程度〜
汚れがひどい部分は特に洗剤で洗浄します。できるかぎりエアコン用の専門洗剤を選びましょう。
▶︎ Amazonで見る

6,スプレーボトル 200円程度〜
洗剤を薄めたり、洗浄後に部品をすすぐために使用します。水道ホースなどでも代用できますが、水量に注意が必要です。
▶︎ Amazonで見る

7,防水シート・ビニール 3,000円程度〜
室内での水漏れを防ぐために、エアコン下や付近の家具などに敷いて防水します。
▶︎ Amazonで見る

8,消毒スプレー・防カビスプレー 1,000円程度〜
カビやバクテリアを除去・防止するために、専用のスプレーをご購入いただくことをおすすめします。
▶︎ Amazonで見る

9,手袋 500円程度〜
洗剤や汚れなどから手を保護するために使用します。
▶︎ Amazonで見る

10 ,ゴーグル 1,000円程度〜
目に洗剤やホコリが入らないように保護します。
▶︎ Amazonで見る

11,マスク 500円程度
特にアレルギーのある方や、洗剤の臭いが苦手な方は、マスクの着用をおすすめします。
▶︎ Amazonで見る

 

掃除の手順

次に、掃除の手順について解説していきます。※メーカーや機種によって異なる場合があります。

1,準備
エアコンの電源を切って、必要な清掃用具を手の届く範囲に準備しておきましょう。
次に、周辺が汚れないようにエアコンの下に養生シートやビニールを敷いて床や壁や家具を保護します。

2,フロントパネルとフィルターの取り外し
エアコンのフロントパネル(前面カバー)を開けます。ほとんどのモデルでは、上に持ち上げたり、横にスライドさせたりして開けることができます。
次にフィルターを取り外します。フィルターは通常、パネルの内側に取り付けられており、簡単に引き出すことができます。

3,フィルターの清掃
フィルターのホコリを掃除機で吸い取ります。特に細かいほこりが付着している場合は、柔らかいブラシのアタッチメントを使用します。
次に水で洗い、完全に乾かします。水洗いの際には、中性洗剤を少量使用しても良いですが、しっかりとすすぎを行ってください。

4,内部のクリーニング
内部の熱交換器を掃除します。柔らかいブラシやエアコン用のクリーナーを使って、細かい部分のホコリや汚れを丁寧に除去しましょう。
次に、ファンやその他の部分も同様にクリーニングします。掃除機を使って先に大きなホコリを除去し、その後、湿らせたクロスで拭き取ります。

5, 消毒と防カビ処理
洗浄後、消毒スプレーを使って内部を消毒します。市販のエアコン用防カビスプレーを使用すると、カビの発生を抑えることができます。
その後、防カビスプレーを内部に吹き付け、しっかりと乾燥させます。

6,組み立てと機能チェック
フィルターが完全に乾燥したことを確認した後、元に戻します。
その後、フロントパネルを閉じて、エアコンの電源を入れます。短時間運転させて、異常音がないか確認し、冷暖房が正常に機能するかをチェックしましょう。

7,室外機の清掃
エアコンの室外機も同様に掃除が必要です。室外機のコイルやファンに積もったホコリや葉っぱなどを掃除機や水で洗い流します。高圧洗浄機を使う場合は、水が直接電子部品にかからないように注意してください。
 

プロの業者に依頼することも検討を

というように、簡単な清掃ならご自身で行っていただくことができます。定期的にセルフクリーニングを行うことで、エアコンの効率を保ち、快適な室内環境を維持することができます。

ただし、掃除用具から一式を揃えようとするとそれなりに費用がかかりますし、素人だと数時間程度の時間と手間がかかってしまいます。また、無理に深部まで掃除をしようとした結果、部品が破損してしまったり、故障してしまったりといったケースも考えられます。

壁や床を汚してしまったり、お気に入りの家具に汚水がついてしまったりなど、あとになって後悔したり、結局業者に頼むことになって無駄な費用が必要になったりもします。

こういったケースを考え、著者としてははじめからプロの業者にエアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。

▶︎プロの業者に依頼したい方はこちら

 

さいごに

まずはこの記事を読んで、すぐにエアコンのフロントパネルを開いてみるといいでしょう。思った以上に汚れていたり、フィルターに想像以上のホコリが溜まっているなんてことがあるかもしれません。
簡単なフィルター掃除だけでもこまめに行うことで、エアコンを清潔な環境で使用することに繋がりますので、ぜひこの記事を役立ててみてください。

Pickup posts

Related posts