インターフォンの交換や設置を業者に依頼する際には、いくつかの注意点を押さえることが大切です。適切な業者を選ぶことで、スムーズかつ安心して作業を依頼できます。この記事では、業者選びのポイントや依頼時の注意点を詳しく解説していきましょう。

┃　業者に依頼するメリット

通販などで購入して自分でDIYする方法もありますが、業者に依頼することで得られるメリットは大きいです。特に、電源直結式のインターフォンの場合、無資格で作業をすると、感電や配線ミスのリスクがあります。必ず、資格を持ったプロに任せるようにしましょう。

また簡易的な取り付けが可能なものであっても、専門の業者に任せることで、配線の処理や機器の取り付けが正確なため美観を損なわない作業が期待できます。慣れない作業に時間がかかるだけでなく、まだ新しい住居などで失敗して、余計に費用がかかってしまうなどで後悔する可能性も。

信頼できる業者を選定して任せることも視野に、インターフォンの購入や取り換えを検討しましょう。

┃　業者選びのポイント

業者を選ぶ際には、以下の点に注意するようにしましょう。

１.実績と評判

インターネット上の口コミやレビューなどを必ず確認するようにしましょう。丁寧な作業が期待できるかどうか、費用は相場通りかなど口コミの内容も確認して、業者を選定すると良いでしょう。

２.料金体系

事前に見積もり書をもらうようにし、料金が明確で相場通りであるかを確認しましょう。工事費用だけでなく、出張費や追加料金の有無も確認するようにし、施工完了後に想定していた費用から増えるなどのトラブルを防ぐようにします。

３.対応エリア

対応エリア外の業者に依頼してしまうと、出張費が高額になる場合があります。できる限り対応エリア内の業者から選出するようにしましょう。

４.資格の有無

大抵は資格保有されていると思いますが、電源直結式のインターフォンの設置には「電気工事士」の資格が必要です。資格保有者が作業を行う業者かどうかを、念の為確認しておきましょう。

５.アフターサービス

施工後に不具合が発生した際のリスクヘッジとして、保証やアフターサービスがある業者を優先的に選ぶようにしましょう。

┃　業者とのやり取りに関する注意点

１.設置場所の確認

設置予定の場所を業者に事前に伝え、設置条件に問題がないか確認してもらいましょう。特に集合住宅の場合、管理組合や大家さんへの事前確認が必要な場合があります。

２.インターフォンの選定

事前に自分でインターフォンを選ぶのか、業者にお任せするのかを決めておきます。業者が推奨する機種も参考にしつつ、防犯性や機能性を考慮して選びましょう。

３.見積もりの内容を確認

見積もりには、工事費・機器代・出張費・諸経費などが含まれているか確認しましょう。必要に応じて複数の業者から見積もりを取り、比較検討するのもおすすめです。

４.作業内容の詳細確認

設置工事の具体的な作業内容や作業時間を事前に確認しておきます。古いインターフォンの処分が含まれているかどうかも重要なポイントです。

┃　最後に

インターフォンの購入や交換について、どうすればよいかわからないときは、地元の電気工事店や家電量販店で相談すると、信頼できる業者を紹介してもらえる場合があります。多くの業者は持ち込みの機器でも対応可能ですが、対応機種を事前に確認するようにしましょう。

紹介とはいえ、信頼できる業者かどうかを事前にしっかりと確認し、料金やサービス内容に納得した上で依頼することで、安心して作業を任せられます。