エアコンの点滅は故障?原因と対処法について

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エアコン本体の、運転やタイマーのランプ。冷暖房を動作させるときは、このランプを確認されることかと思います。 このランプ、点滅してはいませんか?ランプの点滅は、実はエアコン本体で起こっているエラーのサインであることも。放置するのではなく、故障していないかどうか確認が必要です。

起動準備中の点滅など問題のないものも

まず、起動直後に点滅し、しばらくしてから風が出てくる場合は故障のサインではありません。
暖房運転の前などは、5分ほど起動準備の時間がかかることがあり、そのサインとして点滅が出ているのです。
また、冷房や除湿の運転後、「内部クリーン運転」と呼ばれる、エアコン内部を乾燥させるための動作を行うことも。
故障の可能性があるのは、これら以外のタイミングで起こっている場合です。

運転ランプが点滅している場合

まず、同じ点滅でも運転ランプとタイマーランプ、どちらで起こっているかでエラーの内容が変わってきます。
運転ランプの点滅は、手入れで直る比較的軽度なエラーであることがほとんど。
メーカーによっても変わりますが、基本的には下記のいずれかです。
・フィルターが汚れており、清掃を促している
・カバーやルーバー(吹き出し口についている羽のようなもの)がしっかり閉じられていない
運転ランプの場合は、まずこの2つをチェックしてみましょう。
ただしダイキンなど、メーカーによっては故障を示しているケースもあります。説明書を読んでエラーコードをチェックし、それでも直らない場合は業者に修理を依頼しましょう。

タイマーランプが点滅している場合

一方で、故障の可能性が高いのがタイマーランプの点滅。
・圧縮機と呼ばれる、温度をコントロールする部分が破損している
・冷房ガスが漏れてしまっている
といった故障が考えられます。どちらもD I Yでの修理は難しいため、業者に依頼するべき内容です。特に圧縮機の破損は、修理費用が高額になることが多く、買い替えの方が安く済むことも少なくありません。業者に相談の上で、修理か買い替えかを判断するとよいでしょう。

ただし運転ランプと同様、メーカーによってもサインの内容が異なるので注意が必要です。ちょうど例にあげていたダイキンであれば、タイマーランプの点滅は故障ではなく、ストリーマユニットと呼ばれる部品の手入れを促しています。
やはりまずは説明書を読み、エラーコードをチェックすることをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか?ランプの点滅は、手入れや修理を促しているケースも多くあります。起動準備や内部クリーン運転での点滅でない場合は、説明書でエラーコードを確認の上、メンテナンスを行うか、業者に修理を依頼するようにしましょう。

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